お金2.0 新しい経済のルールと生き方

未来の経済のあり方について気になったので、ブロックチェーンやシェアリングエコノミーについての記載のあった本書を読んでみました。

 

当初の目的であった、ブロックチェーンなどの最新技術についての突っ込んな内容はありませんでしたが、タイトルの通り、

 

・新しい経済を成り立たせるために必要な要素

・その新しい経済で生きるために必要なこと

 

はしっかりと記述されており、そんな社会が来たら面白そうだと思わせてくれる内容でした。

 

新しい経済、ここでは「お金2.0」と表現されていますが、これは資本主義(目に見える価値を重視)から価値主義(内面的な価値を重視)の社会へ移り変わっていくことであると書かれています。

 

価値主義とありますが、価値には次の3要素があるとされています。

・有用性

・内面的

・社会的

 

これまでの資本主義では、お金そのものを増やすことに注力しており、3要素の中にある有用性に特化した仕組みであるといえます。

 

しかし、形にはなっていなくとも、

 

・好意や信頼など、個人ごとに異なる内面的な価値

・慈善活動など、社会全体をより良くしようとする社会的な価値

 

これらも経済を形成していく上で必要不可欠なものであり、お金のような目に見えることはありませんが、有用性の裏側に確かに存在しています。

 

価値経済とは、内面的と社会的な価値に目を向けた仕組みであり、これからは「どれだけお金を稼げるか」ではなく、「どれだけ個人の価値を高め、社会的な評価が得られるか」が鍵となります。

モノやサービスは既に飽和状態にありますが、人々の内面的な欲求には限界がありません。

価値経済は、その部分に焦点を当てていますので、継続的な成長が見込まれます。

 

これらの実現には、情報を爆発的に拡散できるソーシャルネットワークの活用が不可欠であり、時間も必要です。

 

今最も時間がかかっているものといえば、社会人であれば、労働時間ですね。

今後もITの進化は止まることがなく、あらゆる作業がコンピュータによって自動化されることが見込まれます。

自動化の先には、個人で使える時間の拡大があります。

 

この生まれた時間をやりたいことに使い、SNSでシェアし、共感を呼び、価値が生まれる。

やりたいことをやったその先に、価値が生まれ、その繰り返しで、経済が回っていく。

そんな社会がやってきたら、面白いですよね。

 

そんな社会をどうやって実現するのか。

そのキーテクノロジーが、分散化、ブロックチェーンとなります。

 

これらの技術は、また別の本で勉強ですね。